サプリメントで元気に釣りを!
「釣り」というのは、知らない人が見ると、のんびり糸を垂らして、ボーッとしながら魚がハリの付いたエサを食べるまで待っているイメージらしいですね。時代小説や落語などでも、暇人の行う遊びの代表のように扱われます。
しかし、実際にヘラブナ釣りやその他の釣りをする方はよくわかっていると思いますが、体力と気力が充実していないと、満足のいく釣りはできません。それに忙しいですよね(笑)
ヘラブナ釣りで筋力トレーニング
ヘラブナ釣りには、会やクラブに所属するとだいたい月に1度、「例会」と呼ばれる競技会が開催されます。
そして、年に11回か12回の例会の総合成績で年間優勝者が決まります。表彰式もあり、会によって異なりますが「番付表」で上位に名前が載る栄誉に浴する事ができます。
さて、この例会が管理釣り場や釣り堀中心の会ならくじ引きで釣り座が決まったりするわけですが、野釣り中心の会の場合は、「よーい、ドン」で一斉にボートを漕いでポイントまで、まっしぐらという場合があります。
中規模以上の会になると、試釣隊を出してあらかじめ例会場所の状況などを偵察しています。
ですから、どのポイントが釣れているとか魚の型が良いなどの情報入って来ます。
当然釣れそうなポイントに多くの釣り人が入ろうとします。そのポイントに入るために、ボートを速く漕ぐ必要があるのです。野釣りの場合、1場所、2場所、3に場所、と言うぐらいポイント選定が大切です。出舟時は、ほとんどボート競走です。
ボートを速く漕ぐために、腕立て伏せやマシンによる筋力アップのトレーニングを欠かさないへら師も大勢います。プロテインを飲み、炭水化物を減らし筋肉量を増やすわけです。
もうこうなって来ると、釣り技を競うだけではないので、トライアスロンや総合格闘技のような感じです。
長竿を長時間振り続けるためにも腕の筋力は必須です。
サプリメントを飲んで釣り!
ヘラブナ釣りをしていて、体調的にトラブルの多いのが、年齢が進むとまずは足腰とひざの弱りです。荷物が重く、1日中座って釣りを続けるのでいわゆるエコノミー症候群のような状態になりやすいのです。
戸面原ダムや相模湖のように、平底の専用設計の舟なら負担はかなり軽減されますが、普通のボートではいったん釣り始めると、ほぼ身動きがとれまぜん。じっと座って、アタリが出るのを今か今かと待ち続けるのです。
普通のボートの座っている面積は、せいぜい新幹線の普通席ぐらいでしょうか。足が伸ばせない分、狭いかもしれませんね。
竿を納め、ボート桟橋までやっと帰って来た時に足がフラついた経験がある方も多いと思います。
そういった衰えの症状がでてくると、自然に目に入ってくるのがテレビなどで流されるサプリメントの広告です。
86歳を過ぎ、なおエヴェレストへの挑戦を続け、呼吸を整えながらしっかり山道を歩く三浦雄一郎さんの姿には、感動すら覚えます。
何かのサプリメントの広告で見た限りでは、ほんとにお元気そうですね。
他にも野菜不足を補うサプリメントや腸内環境を整えるサプリなども、しょっちゅうTVコマーシャルでお目にかかります。
釣り人に案外多いのが、ヒザ痛です。とくに、座って釣りをするスタイルのへら師の中には、ヒザを曲げることが苦手の方も多いですね。
このヒザの伸ばし曲げを楽にしてくれるサプリメントまであるのですから、すごい時代です。
釣りに役立ちそうなサプリとしては、目の疲れを改善するサプリ、黒酢とニンニクで気力充実、ビタミンや鉄分、亜鉛などの補助、マカやノコギリヤシといった、元気出る系があります。
栄養素というのは、基本は食物から摂取するのが最良だと思います。しかし、「これ飲んでるから元気が出るハズ」といった自己暗示力も案外バカにできないものです。
お財布に負担にならない程度なら、試してみる価値はあるかもしれませんね。
釣りの場合、夏にはサプリメントより遥かに大切なのが水分補給です。炎天下での釣りは熱中症になりやすい環境です。
くれぐれも、水分補給には気を配ってください。普通のお茶だけではなく、スポーツ飲料系の水分補給もするといいと思います。必要な塩分補給もできますからね。
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