相模川水系ヘラブナ釣り「六ツ倉ヘラ釣り場」(千代田下)
マブナなどのジャミも多いが釣れる釣り場
相模川第一漁協が管理するヘラブナ釣り場の一つです。釣り人の間では「千代田下」の呼び名の方が有名かもしれません。
相模川水系の周辺の釣り場に言える事ですが、水がキレイで大きなコイなどが泳ぐ姿を見ることもできます。マブナなどの外道も多い釣り場です。
釣り場の全体図
ところどころには大型のテトラポッドが入っています。その周辺は、良いポイントにもなりますが、根がかりに注意が必要です。
土日の釣行は釣り台持参で
桟橋は人気が高く、土日には早く満杯になってしまう場合もあります。また、桟橋の釣り座の間隔が狭く、両隣に知らない釣り人が入ると何かと気を使います。
そういった状況も考えて、土日祝日は釣り台持参がおすすめです。車は釣り座からそう遠くないところに置けるので、道具運びも楽です。
駐車場の事で1つ注意しておきたいのが、上の駐車場を使う際の事です。ヘラブナ釣り具を狙った車上荒らしが、何件かあったので、「できるだけ下まで車を降しておいた方がいいよ」と、常連の方からアドバイスをいただきました。ご注意ください。
ヘラブナの釣り方
使用竿は、7-15尺ほどで十分です。池はそれなりに広いので、長竿の好きな方なら、18や21尺を振ることもできます。
同じ池の魚が毎日のように、ヘラブナ釣り師に攻められているので、かなり手強いと思った方が良いと思います。
魚の型は8,9寸から尺程度が多いですが、時折思いがけない良型にめぐり会うこともあります。
タナは基本的に自由。天候にもよりますが、極端な浅ダナよりある程度深さのある宙や底を狙った方が釣果が安定しそうです。
冬場は、グルテンやウドンでのセット釣りも有効です。
野池の雰囲気が味わえる釣り場です
魚の濃さからいうと八菅(はすげ)釣り場の方が上だと思いますが、野池的な雰囲気では、六ツ倉釣り場(千代田下)がおすすめです。
かなりの広さがあり、ポツリと他人から離れて自分だけの釣りを楽しむ事も可能です。
かけ上がりや、かかりなどもありそれなりに野釣りの技術を磨くこともできます。
ぜひ一度出かけてみてください。
入漁料はコンビニで買うと安い
相模川第一漁協がしっかりと管理、魚の放流などをしているので、入漁料を払う必要があります。
2020年10月現在では、日釣り券の事前購入(近くの釣具店やファミリーマート、ローソン)は800円、現場徴収は1,400円となっています。
朝食や昼食を購入がてら、コンビニでの釣り券の事前購入がお得です。
なお、相模川第一漁協が管理している他の釣り場へ移動しても当日なら同じ入漁券で釣りができます。
その他
河原の中の釣り場なので、当然売店などはありません。飲み物や食事類は自分で用意します。
夏季には、熱中症対策も忘れずに。パラソルや水分補給もしっかりと。
使用竿 | 8尺〜15尺ぐらいがおすすめ。混雑時には、やや長めの竿を出してみるのもいいと思います。冬は風向きに注意 |
水深 | 深いところで4mを超える程度 |
タナ規定 | とくに決まりはなく、自由。偵察に行った際には、極端な浅ダナを釣る人は少なかったです |
型 | 小型〜中型 マブナ等も多い |
釣偏差値 | ★★★★ 魚はかなりスレている感じで、偏差値高め。じっくりとエサ合わせをするか、セット釣りで確実なアタリを拾うのが安定 |
料金 | コンビニなどで事前購入は800円。 現場徴収は1,400円。 |
時間 | 日の出少し前から日没後少し。 夜釣りは禁止。 |
注意 | 桟橋以外は釣り台必須。 近くにコンビニあり。 魚を痛めないためにも玉網を使い丁寧に再放流。長めの1本物の玉網がおすすめ。 ゴミは各自で持ち帰る。残りエサの水中投棄も魚の事を考えるとやめた方がよい。 |
所在地 | 県道54号線(上溝・愛川線)を愛川方面に向って高田橋を渡り、交差点「高田橋」を左折。 そのまま直進すると、1500mほどで左側に、池が見えてきます。左折する入り口を入ると広い駐車場になっています |
問合せ | 相模川第一漁業協同組合 042-763-2726 |
取材日 | 2020年10月24日 |
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません