【ビックリ!】「すしまみれ」に「チョコまみれ」!?
「寿司ざんまい」という寿司店は有名ですね。
毎年、初競りでマグロを最高値で買うのでテレビでもよく紹介されています。
最高値では1匹3億円を超えた時もありました。
その額、なんと
マグロ1匹=3億3360万円
278キロのマグロですから、およそ1kg 120万円です。
たかが海を泳いでいた魚ですよ。私自身を考えてみると、自分の体重1キロに120万円の価値があるとは、まったく思いません。
ついつい、3億円のマグロの話をしてしまいましたが、今回話題にしたかったのは
「すしまみれ」
たしか新宿の近くで見つけたんだと思います。
当然誰しもが思いますよね。
「寿司ざんまい」と似てるって。
でも「まみれ」か〜「う〜ん」というのが 、多くの人の感想ではないでしょうか?
「ざんまい」の方は、読書ざんまいとか遊びざんまいとか、なんとなく羨ましいような感じも受けませんか?
それに対して「まみれ」は、垢まみれや借金まみれなど、なんとなくネガティブな感じがします。
ネット辞書で調べてみました。
ざんまい=なんと仏教用語でした。「三昧」と書き、心を一つの対象に集中。雑念をはらい没入することによって、対象が正しくとらえられるとする。と、多少表現をはしょりましたが、ネット辞書に載っていました。
一方、 まみれ= 「塗れ」と書き、名詞の下に付いて、そのものが一面に汚らしい感じでついていることを表す。また、困った状態であることを表す。「垢 (あか) 塗れ」「汗塗れ」「ほこり塗れ」「借金塗れ」。となっていました。 これは、ネット辞書のママです。
なるほど、なんとなく納得です ただ「まみれ」という表現のインパクトはかなりのモノで、今度すしに「まみれ」に行ってみようかなぁ、という気にさせてくれるところもあります。もし、まみれに行ったらまた報告します。
そうそう、「寿司ざんまい」の方は中野の店に割に最近行きました。入り口のドア近くには「3億円のマグロを買った店」というようなポスターが貼ってありました。
さすがにマグロをドンと買う店だけあってマグロは絶品でした。お値段もそこそこはしますが、ドキドキしながら知らない寿司店に入るより気楽ですね。その日、他に印象に残ったのはカワハギです。身の上に肝が添えられて1貫700円ぐらいだったかな。ちょっと高めだけど2回も頼んでしまいました。
「まみれ」について、ネガティブな印象を書いてしまいましたが、また見つけました「まみれ」。
今回はなんと、あの大ヒット菓子「カントリー マアム」のシリーズです。
その名も「カントリー マアム チョコまみれ」。大メーカーの不二家のお菓子です。「まみれ」るほど、たくさんチョコが使ってあるのかな、と考えてしまいます。「なんたってチョコ量2倍」と書いてあります。
こういうのを見ると「まみれ」も、あながち悪い印象ばかりではなくなってくるから不思議です。言葉は時代とともに変化していきます。
「ヤバイ」という言葉が以前なら、「バレたらヤバイ」や「あいつはヤバそう」などと使われていたのが、今では「美味し過ぎてヤバイ」だの「あのゲームヤバイ」(面白過ぎての意)などと良い意味で使われるのが多くなって来たようです。
「まみれ」もなんだかそんな言葉の一つになりそうな雰囲気です。
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